みなさん、おはようございます！風間翔平です。
レバレッジの優位性と、さらに、やたらと「ゼロカットシステム」のありがたさを協調するインフルエンサーがいますが、この「ゼロカットシステム」というのは、果たして本当に自分の負け分を払わなくていい、というありがたいだけの方式なのか、説明しますね。
まず、FXでDD方式という取引の仕方をしている海外の証券会社があります。
調べてみると「DDとは「Dealing Desk」の略で、相対取引、つまり投資家とFX取扱業者が1対1で取引を行う方式のことです。 「OTC取引」「MM（マーケットメーク）方式」とも呼ばれています。 これに対し、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式をNDD（No Dealing Desk）といいます」という説明がすぐに見つかります
ここで二つのパターンがありえます。
DD方式の海外FX証券の場合は、客が損失を出した場合、実は、その分「儲かっている」ので、請求する理由がありません。いわゆるギャンブルでいうところの「のみ行為」に当たります。
NDD方式の海外FX証券の場合はと言いますと、実はこれ、損失分を請求「しない」のではなく、「請求できない」のです。海外のFX証券会社は日本の金融庁に登録しておらず、尚且つ、直接営業を行なってはいけないことになっていますから、日本の居住者に対して損失が出たとしても請求できるはずがないのです。
このことから、ゼロカットシステムは、出金停止や口座の凍結、海外のFX証券会社そのものがなくなる、といった危険性をはらんでいるのです。
今回はちょっと難しい話になってしまいましたが、税金の例しかり、ゼロカットシステムの裏の理由しかりで、ひたすら特定の海外FX証券会社をゴリ推しするインフルエンサーの怪しさを強調していると思いませんか？
真贋のほどはみなさんにお任せするとして、安心な国内FX証券会社を選択する方がいいのは言うまでもありません。
まずはデモトレードからでもいいでしょう。国内FX証券会社でFXを始めてみましょう！
